【ベビー用品】出産準備チェックリスト!入院から産後一ヶ月までに絶対必要なものを徹底解説

ベビー用品出産準備チェックリスト!入院から産後1ヶ月までに絶対必要なもの

「何をどれくらい揃えればいいの?」

「いつまでに準備しておけば安心?」

「本当に必要なものだけを買いたい」

こんな悩みを解決します。

新しい命の誕生に胸をおどらせながら出産の準備を進める一方で、本当に必要なものが分からず、悩みや不安を感じることも少なくないのではないでしょうか。

この記事では、初めて出産を迎える方でも迷わないよう、入院時から産後すぐに使うベビー用品まで、必要なアイテムを厳選してリスト化。

  • 何をどれだけ揃えるべきか
  • 買うべきタイミング
  • 節約するコツ

などを詳しく解説しているので、これから出産準備を控えている方はぜひ参考にしてください。

⇒最低限これだけ揃えればOK!出産準備チェックリストをダウンロード

目次

出産準備を始める時期はいつがいい?

出産準備はいつ行うのが良いのか具体的な時期やスケジュールを解説します。

絶対、というわけではありませんが、この時期までに終えておくと安心です。

出産準備は遅くても妊娠7~8ヶ月頃までに済ませておこう

出産準備を始める最適な時期は、妊娠7~8ヶ月頃

この時期になると、赤ちゃんの性別が判明していることが多く、必要なアイテムを具体的に選びやすくなるでしょう。

体調が安定していることが多いので、買い物や荷物の準備をスムーズに進められます。

妊娠後期は予想外に早めの出産となる可能性もあるため、入院バッグの準備や大物アイテムの購入は妊娠8ヶ月までに完了させるのがおすすめ。

計画的に進めて、心の余裕を持って出産を迎えましょう。

準備が遅れるとムダな出費や買い忘れが起こりがち

出産準備が遅れてしまうと、体調が不安定になりやすい妊娠後期に慌てて準備を進めることになります。

妊娠後期は、予想外の早産や急な入院など、予期せぬ出来事が起きる可能性も。

また、直前の準備では焦りから無駄な出費をしたり、重要なアイテムを買い忘れることもあります。

必要なものが揃わないまま出産を迎えてしまうリスクを避けるために、余裕を持って準備するようにしましょう。

具体的な準備のスケジュール

時期準備内容と解説
妊娠6〜7ヶ月出産準備の第一歩として情報収集を開始します。
産院で提供されるアイテムや必要なものを確認し、チェックリストを作成しましょう。
この段階で計画を立てておくと、後の準備がスムーズに進みます。
妊娠8ヶ月実際に必要なベビー用品を購入する時期です。
特にベビーベッドやチャイルドシートなどの大型アイテムは早めに揃え、組み立てや使い方も事前に確認しておきましょう。
体調が安定しているうちに買い物を終わらせることが大切です。
妊娠9ヶ月以降入院バッグを準備し、赤ちゃんの肌着や寝具の水通しなどを行っておきましょう。
予定日が近づくと行動が制限されることも多いため、この時期に必要なものを揃え、荷物の最終確認を行うことで安心して出産に臨めます。

出産入院時に必要なものリスト

産入院時に必要なアイテムは、産院の指定リストを参考に準備しましょう。

ただし、リスト以外にも「これは用意しておいてよかった!」というアイテムもありますので、実際に使うものを紹介します。

母子手帳や診察券は忘れないようにしよう

出産時には、以下の書類が必須。

  • 母子手帳
  • 健康保険証
  • 診察券

入院バッグにまとめておきましょう。

入院バッグに入れておくと役立つアイテム

入院時にバッグに入れておくと役立つアイテムを紹介します。

産院によっては配布されるため、自分で買う必要がないものもあります。

アイテム解説
産褥ショーツ
授乳用ブラ
産後すぐに必要となるアイテムです。産褥ショーツは前開きタイプが便利で、出産直後のケアがしやすくなります。3~4枚を用意しておくと安心です。授乳用ブラも簡単に授乳ができる仕様を選びましょう。
スキンケア用品
リップクリーム
入院中は病院の空調による乾燥が気になることがあるため、持参するのがおすすめです。
飲み物用のストロー陣痛中や出産直後はベッドから動けない場合が多く、飲み物を飲む際にストロー付きのボトルが便利です。水分補給がしやすく、疲労回復にも役立ちます。
小銭自動販売機や病院内の売店で使えるように、小銭を用意しておきましょう。特に家族が不在の際には、ちょっとした買い物に役立ちます。
季節に応じた防寒着カーディガンや薄手のブランケットなど、季節に応じた防寒具があると安心です。入院中は体温調節が難しい場合もあるので、脱ぎ着しやすいものがおすすめです。

退院時に赤ちゃんが必要なアイテム

退院時には赤ちゃんの肌着や退院用の洋服が必要です。

季節に合った服装を選び、寒い時期にはおくるみで保温対策をしましょう。

また、車で移動する場合はチャイルドシートは必須。事前に設置と使用方法を確認しておきましょう。

アイテム解説
赤ちゃんの肌着退院時に着用する新生児用の肌着。
季節に合ったものを用意し、赤ちゃんが快適に過ごせるよう柔らかく肌触りの良い素材を選びましょう。
退院用の洋服外出時に着用するベビー服。
寒い季節には厚手の服やキルト素材、暑い季節には通気性の良い薄手の服を選び、赤ちゃんが快適に過ごせるよう調整します。
おくるみ
アフガン
体温調節や保温のための必需品です。
おくるみは移動中の赤ちゃんを包むのに便利で、防寒や日除けの役割も果たします。
チャイルドシート車で移動する際に法律で義務付けられているアイテム。
事前に車に設置し、使用方法を確認しておくことで退院時も安心して移動できます。
おむつ新生児は頻回に排泄するため、産院で配布されたおむつもあっという間に無くなります。
自宅用として1パックは買っておきましょう。
おしりふきおむつ同様、消耗が多いアイテム。
赤ちゃんの肌に優しく、使いやすいものを選びましょう。
退院時のバッグ赤ちゃん用品をまとめて持ち運ぶための大きめのバッグ。
おむつや洋服、その他の小物を整理して収納できるものが便利です。

厳選!コレは用意しないと困るベビー用品13選

赤ちゃんが生まれたら、すぐに使うアイテムを厳選して紹介します。これさえ揃えれば、最低限困ることはありません。

  • 肌着
  • カバーオール
  • 新生児用おむつ
  • おしりふき
  • ベビーバス
  • 爪切り
  • ガーゼ
  • 綿棒
  • ベビー用ボディソープ
  • 保湿ローション
  • バスタオル
  • ベビー用敷布団
  • チャイルドシート

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肌着

新生児は体温調節が苦手で、肌着は1日に何回も着替えることになるため、5〜7枚は準備しておきましょう。

以下に、赤ちゃんの肌着(短肌着、長肌着、コンビ肌着)の特徴を分かりやすくました。

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種類特徴用途適した季節
短肌着短めの丈で、胸からお腹を覆うデザイン。紐で留めるタイプが一般的。新生児の肌に直接着せるベースの肌着として使用。通年(上に重ねる服で調整)
長肌着短肌着より丈が長く、足元まで覆うデザイン。足元が開いている。足を動かしやすく、新生児期の肌着として使用。通年(重ね着で調整)
コンビ肌着股下にスナップボタンがあり、足を分けられるデザイン。足が活発に動く時期に便利。足を蹴ったり動きが活発になった赤ちゃん用。夏:1枚で着用
冬:重ね着で調整

筆者は1人目で短肌着を買ったものの、ほとんど着せないままサイズアウト。そのため、2人目以降は長肌着とコンビ肌着を主に使っていました。

胸元を紐で結ぶタイプの肌着はすぐにはだけてしまうため、スナップボタンで留めるタイプがおすすめです。

カバーオール

カバーオールは、肌着の上に着る新生児用の服のことで、室内用と外出用に2〜3枚用意しておくと良いです。

項目内容
特徴上下がつながった1枚仕立ての衣服。
スナップボタンやファスナー付きで着脱が簡単。
赤ちゃんの体を冷えから守るデザイン。
用途新生児から1歳頃まで幅広く使用可能。
外出時や寝る時、肌着の上に重ねる防寒着として活躍。
おすすめ生地コットン(綿): 肌に優しく通気性が良いのでオールシーズン使いやすい。
キルト生地: 保温性が高く寒い季節に最適。
ダブルガーゼ: 柔らかく肌触りが良いので春や秋におすすめ。
選び方のポイント季節に応じて素材を選ぶ(例:冬はキルト、夏は薄手のコットン)。
スナップボタンの位置が多いとおむつ替えがしやすい。
赤ちゃんの成長を考慮して少しゆとりのあるサイズを選ぶ。

サイズは60〜を選ぶと、生後1〜2ヶ月は使用できるでしょう。

新生児用おむつ

生まれたばかりの赤ちゃんは1日に10枚以上おむつを交換することも。

とはいえ、新生児用おむつは比較的早くサイズアウトしてしまいます。

大量に買い置きせず、1パックずつ購入すると良いでしょう。

また、メーカーによってサイズ感や肌触りが異なるため、試供品をいくつか試して赤ちゃんに合うものを見つけてください。

おしりふき

おむつ替えの際に欠かせないおしりふきは、無香料・ノンアルコールで赤ちゃんの肌に優しいタイプを選びましょう。

1日に何枚も使うため、まとめ買いがお得です。

筆者は使いませんでしたが、『おしりふき加温器』を併用すると冬場も冷たくならず、赤ちゃんが嫌がりません。

ベビーバス

生後1ヶ月頃までは、ベビーバスを使って赤ちゃんをお風呂に入れるのが一般的です。

コンパクトなプラスチック製や空気で膨らませるタイプがありますが、折りたたみ式が便利。

使い終わったベビーバスは子どもの『靴洗い桶』としても活用できます。

爪切り

新生児の爪は柔らかいですが、伸びるのが早く、顔を傷つけてしまうこともあるため、こまめに切る必要があります。

筆者の子どもは赤ちゃんのとき、自分の顔を引っ掻いてしまい、跡になってしまいました。

生まれたときから爪が伸びている場合もあるため、事前に準備しておくと良いでしょう。

ガーゼ

赤ちゃんのお世話に欠かせないガーゼは、授乳時のよだれ拭きや顔を洗う時、沐浴時など幅広く使えます。

洗い替え分を入れ、10枚ほど用意しておくと余裕があるでしょう。

薄手で速乾性があるものが使いやすく、使用後の管理も楽です。

綿棒

新生児用の細い綿棒は、鼻や耳の掃除はもちろん、おへそのケアにも使用します。

綿棒は産後1~2週間ほど、赤ちゃんの『へその緒』消毒でも使用します。

普通の綿棒では太すぎて赤ちゃんの鼻や耳に入りにくいため、専用のものを選びましょう。

ベビー用ボディソープ

赤ちゃんの肌は非常にデリケートなので、低刺激で無添加のベビー用ボディソープを選びましょう。

泡タイプは泡立てる手間が省けるため初心者にもおすすめです。

毎日使用するものなので、肌に合わない場合を考慮して最初は少量サイズを購入して試すと良いでしょう。

保湿ローション

赤ちゃんの肌は乾燥しやすく、湿疹ができやすい傾向があるため、入浴後には必ず保湿をする習慣をつけましょう。

無香料・低刺激タイプのローションやクリームがおすすめです。

また、夏場はさらっとしたローション、冬場はしっとり感のあるクリームを使い分けると良いでしょう。

バスタオル

赤ちゃんをお風呂から出した後に包むためのバスタオルは、柔らかく吸水性の高いものを選びましょう。

肌が敏感な赤ちゃんには、ガーゼ素材のタオルもおすすめ。

最低でも2〜3枚は用意しておきましょう。

ベビー用敷布団

赤ちゃんは1日の大半を寝て過ごしますので、敷布団は専用のものを用意しましょう。

大人用布団では窒息リスクがあるため、適度に硬さがあり通気性の良いベビー敷布団が安全。

また、防水シーツや替えカバーもあると、汚れてもすぐに交換できて便利です。

掛け布団は窒息などの危険があるため、新生児には基本的に必要ありません。

チャイルドシート

車移動をする家庭では、チャイルドシート着用は法律で義務付けられています。

退院時から使用するため、妊娠中に購入し、車にしっかり取り付けておきましょう。

新生児対応のリクライニング式や360度回転するタイプは使い勝手が良く、長期間使用できます。

購入時は安全基準を満たしているか確認してください。

状況による!人によっては必要なベビー用品13選

  • 哺乳瓶
  • 粉ミルク
  • 粉ミルクストッカー
  • 搾乳機
  • 哺乳瓶洗浄・消毒セット
  • スタイ
  • ベビーベッド
  • ベビーバス用温度計
  • ベビードレス
  • おくるみ
  • 赤ちゃん用洗濯石鹸
  • 授乳ケープ
  • おむつ用ゴミ箱
  • バウンサー

哺乳瓶

母乳育児を予定していても、夜間の授乳や家族に預ける際などに哺乳瓶が役立つ場面があります。

哺乳瓶はガラスやプラスチックなど、様々な素材のものがあります。

それぞれの特徴やメリット・デメリットをまとめました。

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種類特徴メリットデメリット向いている人
プラスチック製軽量で割れにくい。持ち運びが便利で、耐熱性があるが、長期間使用で劣化しやすい。軽くて持ちやすく、外出にも便利。比較的安価でデザインの種類が豊富。長期間使用すると傷や劣化が目立ちやすく、消毒を繰り返すと曇ることがある。外出が多い人や、軽さを重視する人。特に持ちやすいので、赤ちゃんが自分で哺乳瓶を持つ練習にも向いている。
ガラス製熱湯消毒がしやすく衛生的で耐久性が高い。プラスチック製よりもやや重く、落とすと割れる可能性がある。衛生的で清潔感があり、耐熱性が高い。ミルクの残量が見やすく、劣化しにくい。割れる可能性があり、やや重いため持ち運びには不向き。外出時には注意が必要。衛生面を重視したい人や、耐久性が高いものを選びたい人。家での使用が中心の人に適している。
シリコン製柔らかくて安全性が高い。赤ちゃんが直接口に触れても安心。軽量だが、長期間の使用では耐久性にやや難がある。柔らかく、赤ちゃんに優しい素材。落としても割れないので安全。軽量で持ちやすい。長期間使用すると劣化や変形が起こることがある。価格がやや高めのものが多い。柔らかい素材で安心感を求める人や、赤ちゃんの口当たりを優先したい人。持ち運びにも便利。
ステンレス製軽量で割れる心配がなく、保温性・耐久性が優れている。中身が見えないため、残量が確認しづらい。割れないので安心。保温性が高く、ミルクを適温でキープできる。軽量で持ち運びに便利。中身が見えないため残量の確認が難しい。比較的高価で、デザインの選択肢が少ない。保温性を求める人や、アウトドアや旅行など割れにくい哺乳瓶が必要なシーンが多い人。
使い捨てタイプ専用の袋にミルクを入れて使用するタイプ。軽量で衛生的だが、ランニングコストが高い場合がある。使用後の洗浄が不要で衛生的。軽量で持ち運びが便利。袋を交換するだけで簡単に使える。継続的に使用するとコストが高くなる。専用の袋を準備する必要があり、環境負荷が懸念される。衛生面を徹底したい人や、旅行中などで洗浄が難しい状況の人。短期間使用する場合に適している。
母乳実感タイプ乳首部分が母乳に近い形状で、赤ちゃんが自然に吸える設計。母乳とミルクの混合育児に向いている。赤ちゃんが母乳に近い感覚で飲めるため、母乳と哺乳瓶の併用がしやすい。乳頭混乱を防ぐ設計が多い。他の哺乳瓶より価格が高い場合が多い。乳首部分の寿命が短いことがあり、交換が必要になる。母乳と哺乳瓶を併用したい人や、母乳から哺乳瓶への移行をスムーズにしたい人。

また、哺乳瓶サイズは基本的に120ml、200ml、240mlの3種類があります。

新生児には小容量サイズ(120ml程度)を1〜2本用意し、赤ちゃんの飲み方に合わせて容量の大きい哺乳瓶の追加購入を検討しましょう。

粉ミルク

母乳が不足した場合や外出時に便利な粉ミルク。

最初はスティックタイプの少量パックを用意し、赤ちゃんの体質に合うブランドを見つけましょう。

赤ちゃんの体質とブランドの相性によっては、お腹の調子が悪くなる可能性があります。

筆者の子どもは安いからと購入したミルクでは便秘になり、別ブランドに変えて便通が良くなったことがありました。

また、最近では液体ミルクも複数のメーカーから販売されています。

1回あたりの価格は粉ミルクと比較して高いものの、調乳不要でそのまま使えるため、外出先や非常時の備蓄としても重宝します。

粉ミルクストッカー

粉ミルクを外出先で準備する際に活躍するストッカー。

1回分ずつ小分けにして持ち運べるため、調乳がスムーズにできます。

使い方が簡単で漏れにくい密閉タイプを選びましょう。

軽量でコンパクトなものなら、荷物が多い育児バッグの中でも邪魔になりません。

搾乳機

搾乳機は、必須ではないものの、状況によっては便利なアイテム。

授乳間隔が空いて胸が張るときや、職場復帰後に母乳を冷凍保存して家族に授乳を任せる場合に役立ちます。

手動タイプと電動タイプがあり、使用頻度や予算に応じて選べます。

電動は効率的で疲れにくい一方、手動は静かで持ち運びに便利です。

ただし、母乳の出方や育児スタイルによって必要性が異なるため、まずは状況を見て購入やレンタルを検討するのがおすすめです。

哺乳瓶洗浄・消毒セット

哺乳瓶の衛生管理には専用の洗浄・消毒セットが便利です。

ミルトンなどの薬液消毒は手軽で、1日に何度も使う場合に最適ですが消毒に時間がかかります。

一方、電子レンジを使うスチームタイプは消毒の時間が短く手軽なうえ、省スペースで人気があります。

哺乳瓶の消毒方法をまとめました。

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消毒方法特徴メリットデメリット
煮沸消毒鍋に水を入れて沸騰させ、その中に哺乳瓶を入れて一定時間(約5~10分)加熱する方法。簡単でコストがかからない。特別な道具が不要。長時間行うと哺乳瓶が劣化する可能性がある。手間がかかり、外出先では使いにくい。
電子レンジ消毒専用の容器や袋に哺乳瓶と少量の水を入れて、電子レンジで加熱する方法。短時間(数分)で手軽に消毒が可能。スペースを取らずに収納できる。専用容器や袋が必要で、ランニングコストがかかる場合がある。電子レンジがない場所では使用できない。
薬液消毒専用の薬液を水に溶かし、その中に哺乳瓶を一定時間(30分以上)漬けて消毒する方法。哺乳瓶を劣化させずに消毒が可能。液に漬けておくだけなので手間がかからない。薬液のランニングコストがかかる。薬液の臭いや味が気になることがある場合も。安全面での使用方法を守る必要がある。
スチーム消毒器スチーム消毒専用の電気機器を使用して哺乳瓶を加熱消毒する方法。ボタン一つで簡単に消毒ができ、同時に複数の哺乳瓶を消毒可能。時間が短く効率的。初期費用が高い。消毒器自体の手入れが必要。電源が必要なため外出先での使用は難しい。
UV(紫外線)消毒専用のUV消毒器を使用して、紫外線で哺乳瓶を消毒する方法。水を使わず消毒できる。哺乳瓶以外の小物(おしゃぶりや乳首)も消毒可能で、持ち運び用の小型機器もある。初期費用が高い。完全に殺菌できない細菌もある可能性がある。電源が必要で、紫外線が直接人体に当たらないよう注意が必要。

それぞれの消毒方法には特徴があるため、ライフスタイルや使う場所に応じて最適な方法を選びましょう。

スタイ

授乳時やよだれが多い赤ちゃんに役立つスタイ。

新生児期は薄手で小さめのものを数枚、よだれが増える生後3〜4ヶ月以降には吸水性の高いやや厚手のものを準備しましょう。

スナップボタンタイプやマジックテープ式なら着脱が簡単で便利です。

デザインや素材もさまざまなので、季節や用途に合わせて選ぶと良いでしょう。

ベビーベッド

赤ちゃんの安全な睡眠スペースを確保するためのベビーベッド。

購入とレンタルの選択肢があり、短期間しか使わない場合はレンタルがオトクです。

サークルタイプやハイタイプなど、家庭の広さや親の使いやすさに合わせて選びましょう。

ベッド周りのスキマに注意し、窒息リスクを防ぐためクッションなどの併用は避けてください。

ベビーバス用温度計

ベビーバス用温度計は、赤ちゃんの沐浴時に適したお湯の温度(37~40℃)を測るための便利な道具です。

お湯の温度が適切か一目で確認できるため、赤ちゃんをヤケドから守り、快適な沐浴をサポートします。

アナログタイプはシンプルで壊れにくく、デジタルタイプは正確な温度を瞬時に表示するのが特徴です。

使い方も簡単で、水に浮かべるだけで温度を確認できるので初めての育児にも最適です。

ベビードレス

退院時やお宮参りなど、特別な日に着せるベビードレス。

綿100%のようなシンプルで柔らかい素材を選ぶと赤ちゃんも快適です。

着脱しやすいデザインが便利で、1着あればさまざまなイベントで活用できます。

セレモニードレス着用シーン
  • 退院時
  • お宮参り
  • お食い初め
  • 親族の結婚式
  • きょうだいの七五三
  • 家族での記念撮影

使用後は記念に保管したり、下の子にも使えるので、長く愛用できるデザインがおすすめです。

おくるみ

おくるみは、首のすわっていない赤ちゃんを抱くときはもちろん、お昼寝やお出かけ時に大活躍するアイテム。

おくるみで赤ちゃんを包むことで、原始反射のひとつである『モロー反射』を抑えられるメリットもあります。

薄手で大判なデザインを選ぶと、授乳ケープや敷物代わりとしても使えますよ。

赤ちゃん用洗濯洗剤

赤ちゃん用洗濯洗剤は、敏感な赤ちゃんの肌を守るために特別に開発されています。

一般的な洗剤に比べて無添加や低刺激性の成分を使用し、香料や着色料を控えめにすることで、肌への負担を軽減。

デリケートな肌にも優しく、アトピーや肌荒れが気になる赤ちゃんにも安心して使用できます。

洗浄力も十分で、ミルク汚れや食べこぼしなどをしっかり落とします。

授乳ケープ

授乳ケープは、周囲の視線を気にせず赤ちゃんに授乳できるアイテム。

首に掛けるエプロンタイプやポンチョ型などさまざまなデザインがありますが、通気性が良く、赤ちゃんが蒸れにくい素材を選びましょう。

おむつ用ゴミ箱

赤ちゃんのおむつ替えは1日に何度も行うため、臭い対策が重要です。

専用の密閉型ゴミ箱は臭い漏れを防ぎますが、コストを抑えたい場合は普通の蓋付きゴミ箱と消臭袋を併用してもOK。

おむつ用ゴミ箱を選ぶ際は、専用カートリッジのランニングコストも考慮しましょう。

バウンサー

バウンサーは、新生児期は寝かせるスペースとして、ベッドの他に用意しておくと便利です。

寝室とリビングが離れている間取りでは、家事の間赤ちゃんを寝かせておくスペースとして使います。

沐浴後、体を拭くときにもバウンサーにタオルを敷き、拭いたりしていました。

赤ちゃんの動きで揺れるタイプや電動でスイングするタイプなど、赤ちゃんの好みや生活スタイルに合わせて選択すると良いでしょう。

【季節別】追加で購入しておくと良いベビー用品

赤ちゃんが生まれる季節によって、追加で必要になるものがあります。

以下を参考に、季節ごとの準備を進めてみてください。

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アイテム春夏に必要なもの秋冬に必要なもの
衣類短肌着
コンビ肌着(通気性の良い綿素材)
長肌着
コンビ肌着(厚手の素材や二重構造のもの)
薄手のおくるみ厚手のおくるみ(フリースやウール素材)
寝具冷感シート
通気性の良いシーツ
保温性の高い敷きパッドや毛布
暑さ/寒さ対策ベビーファン(携帯扇風機)室温管理用の加湿器
日よけカバー(ベビーカーや抱っこひも用)防寒用フットマフ
冷感素材の抱っこひもカバー防寒抱っこひもカバー
スキンケアあせも予防クリーム保湿クリーム(乾燥対策)
赤ちゃん用日焼け止め
(低刺激で洗い流しやすいもの)
保湿力の高い日焼け止め
(冬の日差し対策)
お出かけグッズUVカット帽子防寒用ニット帽子
薄手のカーディガン厚手のアウターやスノースーツ
入浴関連ベビーバス用の冷水温度計室内用ヒーター(沐浴後の冷え防止)

必須ではありませんが、上記のアイテムを用意しておくと赤ちゃんが快適に過ごせるでしょう。

出産準備品の費用や節約術を紹介

出産準備の費用は上を見ればキリがありませんが、今回紹介している必要最低限のアイテムを揃えるには、一般的に5〜10万円程度が目安です。

ただし、節約次第でコストを抑えることが可能。

節約のポイント

  • 必要最低限のアイテムから揃える
  • お下がりを活用する
  • フリマアプリや中古品を活用する
  • 育児グッズのレンタルを検討する
  • 小物は手作りする
  • サンプルやプレゼントを活用する
  • 購入前に口コミを確認する

上記の節約ポイントを活用すれば、必要なものを揃えつつ出産準備のコストを抑えられます。

出産準備でベビー用品を揃えたママたちの体験談

実際に出産準備をしたママたちの体験談を紹介します。

生活スタイルなどによって要・不要は大きく変わりますが、参考にしてみてください。

買ってよかったもの

まずは、ママたちの「買ってよかった」ものの一部を紹介します。

買ったけど使わなかったもの

次は「買ったけど使わなかったもの」を紹介します。

出産準備グッズは、赤ちゃんとの生活が始まると本当に必要なものとそうでないものが見えてきます。

実際に使ってみないとわからないことも多いので、初めは最低限必要なものを揃え、あとは生活の中で必要になったときに買い足すのが賢い方法です。

まとめ:出産準備は必要最低限だけ揃えて出産後に買い足すとムダがない

出産準備には予算として約5~10万円ほどかかると言われていますが、すべてを一度に揃える必要はありません。

赤ちゃんの成長や生活スタイルに合わせて、出産後に必要なものを買い足していく方がムダがなく賢い方法です。

まずは肌着やおむつ、おくるみ、授乳用品、簡単な寝具など最低限のアイテムを用意しましょう。

例えば、ベビーベッドやバウンサー、哺乳瓶消毒器などは赤ちゃんの性格や状況によって不要な場合もあります。

また、出産準備は体調のよい時期に余裕をもって楽しみながら揃えることが大切。

焦らず、自分と赤ちゃんの生活をイメージしながら準備を進めましょう!

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